音声コードの編集・作成は株式会社マウンテンブックにお任せください。
みんなが読める聞こえる伝わる新コミュニケーション!
■音声コードとは
印刷物などの文字情報を2cm四角程度の2次元コードに埋め込まれたもので、専用機器やスマートフォンで読み取ることにより、音声として聞くことのできるコードです。主に視覚障害のある方や高齢者、外国人の方向けに開発されました。株式会社マウンテンブックでは、より多くの方々に文字情報を理解していただくための「音声コード」を作成し、印刷物に添付することができます。
「SPコード」「ユニボイス」の2種類からご希望に沿った「音声コード」をお選びいただけます。
「SPコード」
SPコードは、Wordデータによる文章を音声コード化して約40~1000文字を「2次元コード」に格納し、専用の読み取り装置を使って文字情報を聞くことができます。
視覚障害のある人には音声コードが印刷されていることを示す、切り欠き加工をすることで周知できます。
「ユニボイス」
ユニボイスでは、SPコードと同様文字情報を2次元コード化し、音声として聞くことができますが、ユニボイスは特別な装置を必要とせず、スマートフォンをお持ちであれば無料アプリをダウンロードすることで、気軽に利用できることが特徴です。
ただし、SPコードで作成された音声コードはユニボイスで読み取ることはできません。
■視覚障害者への主な情報伝達手段と特徴
手段 | 主なメリット | 主なデメリット |
点字 | ・歴史のある情報伝達手段であり広く認知度がある | ・習得が大変 ・点字を読める人が少ない ・本などは通常より厚くなる |
デイジー版 | ・任意の場所で途中再生が可能 ・検索性の高いコンテンツを製作できる | ・専用機器が必要 ・DAISY図書の取り扱いが限られている |
テープ版 | ・カセットテープを使用している人には手軽 | ・作成に時間がかかる ・文字量に制限がある |
音声コード | ・MicrosoftWordに対応、簡単に作成できる ・らくらくホン・携帯電話・スマートフォンで手軽に再生 ・自分で再生できれば個人情報保護も可能 | ・2次元コードのないものは読み込めない ・専用アプリ、機器が必要 |
■音声コードの主な利点
紙媒体と併用したユニバーサルデザインに基づく公文書・印刷物の情報提供が可能
利 便 性 | MicrosoftWord文書でパソコンに表示され、即時プリントもできる |
簡 易 的 | ユニボイスの場合、手持ちのスマートフォン等で再生可能 |
多 様 性 | 同一紙面上に印刷でき、健常者用・障害者用と多種類作成の必要がない |
コ ス ト | 印刷物での提供が可能、1部当たりの単価が安く製作できる |
■音声コード読み上げ装置
名 称 | テルミー | スピーチオ | スピーチオプラス | ユニボイス(アプリ) |
購入費 | 99,800円 | 販売終了 | 約5万円+PC代 | 無料ダウンロード+スマートフォン等 |
読上方法 | 機器から音声を読上 | 機器から音声を読上 | パソコンから音声+文字を表示 | スマートフォン等から音声+文字を表示 |
※テルミーは日本福祉サービスの登録商標です。
※SPコード・スピーチオは廣済堂の登録商標です。
※Uni-Voiceは特定非営利活動法人日本視覚障がい情報普及支援協会の登録商標です。
■音声読み上げ原稿作成例
表紙
○○市 保健福祉総合計画
令和○○年〇月 ○○市
この冊子には、目の不自由な方への情報提供を目的に音声コードを付けています。各ページの音声コードを活字読み上げ装置で読み取らせると、内容を音声で聞くことができます。
表紙 ○○市 保健福祉総合計画 平成○○年〇月 ○○市
空白ページ
「このページは空白です」または、「〇〇ページは文章がありません」
保健福祉施策における障害児と家族に対する支援について
①支援施設の利用推進
②支援状況、その他
保健福祉シサクにおける障害ジと家族に対する支援について
マル1支援施設の利用推進
マル2支援状況、そのタ
修正の必要な読み方:機器によっては以下のように読むことがあります。固有名詞や特別な読み方はひらがな、またはカタカナで入力します。
ー | 読まない | 「」 | 読まない | 、 | 読まない | 。 | 読まない |
施策 | しさく | 島しょ部 | しましょぶ | 通所 | つうところ | 身体 | からだ |
等 | など | 年月 | ねんつき | 障害者・児 | しょうがいもの・こ | 土・日 | つち・ひ |
■作成時の注意点
音声コードの主な仕様
1.1ページ当たりの文字数に制限があります。(上表参照)
2.声質の性別
男性と女性の声を選択することができます。
3.変換可能データ
MicrosoftWordのみでの変換となります。(ただし、画像の中にある文字や数値は変換できません)
4.音声コードの大きさと印刷位置
標準サイズと印刷位置は図の通りです。あらかじめ配置スペースを確保した上でデザインレイアウトが必要になります。
5.切り欠き加工について
音声コードを掲載した印刷物には必ず切り欠き加工が必要です。音声コードを配置した横に片面の場合は1つ、両面の場合は2つの加工を行います。
■価格について
基本料金:7,000円+音声コード作成:1個あたり3,000円(税別)
例)A4判8P(1Pに1個)の場合 7,000円(基本料)+8個x3,000円(音声コード作成費)=31,000(税別)
※1Pに2個の音声コードが必要な場合は1Pあたり6,000円(2個x3,000円)となります。
●音声コード作成費に含まれる内容
・原稿確認・文字制限チェック
・音声データへのコード変換
・読上げ原稿の軽微な修正(※元となるワード原稿をご支給ください)
●注意事項
・原稿はWordデータのみでの入稿をお願いします。
・グラフや表組の読み込みは別途料金となります。
・成果品は音声コード(.bmp)となります。
・納品時は必ず音声読み上げ装置等での確認をお願いします。
(納品後の変更はできない場合があります。)